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IVIS (市川ボランティア通訳の会:アイヴィス)

目的

IVIS(アイヴィス)は英語でのボランティア通訳や、日本語を話せないで困っている外国人の手助け、国際理解と国際交流活動を目的とするグループです。

設立

・1994年2月14日  市川市にボランティア通訳として登録している有志で結成
歴史

会員数・資格

・会員数:35名 (2023年5月現在)
・国際交流に熱意を持ち、英語でのボランティア活動に興味のある方
・月5回の定例会(Regular meeting)に毎回ではなくとも参加できる方(全て英語で行います)

会費

2,000円/半年

活動内容

定例会
・第2,3,4水曜日10:00〜12:00
   場所/I-link ザ・タワーズ:イースト3F
・第1、第3土曜日10:00~12:00
   場所/主に男女参画センター

・定例会見学ご希望の方は飯田 暁子 Phone: 047-373-3285までお問い合わせ下さい

・2023年5月現在下記の通り開催
   ・土曜日1回 /月   ・水曜日2回 /月   ・Zoom 1回 /月

内容
・異文化ディスカッション
・通訳技能練習
・ゲストスピーカーによるスピーチと質疑応答
・スピーチラリー
・時事問題討議
・戸外研修会
  (行田市忍城址、さきたま風土記の丘古墳群;鹿島神宮、房総の村;民家園、川崎大師平間寺)
・総会、忘年会、記念昼食会、その他

英語公開講座
ゲストスピーカーを招いて、英語に親しむための異文化交流セミナー(1994年11月から)
・最近の英語公開講座のテーマ▼
「スコットランド人 ロバート・バーンズの詩と音楽」
「日本人の知らない美しい日本」
「健康な歯と身体の深い関係」
「民謡に魅せられて」
「ポピュラソングで英語の語彙をあなたのものに」
「通訳のための用語集の作成」

ボランティア通訳・翻訳
・公共機関からの依頼に対する通訳翻訳,国際交流協会通訳翻訳グループからの依頼に基づく通訳翻訳
・市川市国際交流担当課より委託の外国人相談窓口担当

今までのイベント

里見公園定例会 2022年11月19日(土曜日)

外国人のお友達を招いてのバス旅行はコロナの影響を受け中止され3年になります。フラストレイションを少しでも解消しようと秋の深まる里見公園の青空の下、紅葉を見ながらピクニック気分を味わおうということになりました。
11月19日はキャロラインさんを含め13名が参加、木々の色づき見ながらベンチの周りにお弁当を用意して集まりました。今日のテーマは今までに体験した美しい日本の紅葉を皆さんに紹介してもらうことです。
高尾山の紅葉を見るために苦しみも忘れて登った話。家族旅行で行った八が岳の山麓の紅葉の美しさ。九州で登った神話の高千穂峰、眼下に広がる秋の景色。秋田の五能線に乗りながら見えてきた山々の秋の色づき、十和田湖から流れる奥入瀬渓谷を散策しながら目にした新緑と紅葉のバランスの体験、高野山の宿坊で修業を体験した後、庭の美しい紅葉に心癒された話。ツーリストスポットになっている山全体に紅葉が広がる愛知県豊田市の香嵐渓。秋の京都は清水寺をはじめ嵐山や数々の神社の庭園などが美しい紅葉を見せてくれました。特に天龍寺は山々の借景が庭園の色づいた木々を一段と引き立ててくれました。身近なところでは六義園の回遊式庭園、靖国神社、 神宮外苑の銀杏並木などが紹介されました。皆さんの体験談を聞ながらあたかもそこに行ったような臨場感に浸れた午後のひと時でした。

Meeting at Satomi Park on 19th November (Sat) 2022

Three years has passed since the bus trip inviting foreign friends was cancelled due to Coronavirus. We decided to have a picnic watching the autumn leaves under the blue sky of Satomi Park. On Nov. 19th, 13 people, including Ms. Caroline gathered around a picnic bench with their own lunch in the park, to enjoy the deep autumn atmosphere . Today’s theme is to introduce everyone to the beautiful autumn leaves in Japan that they have experienced so far.
A story about climbing Mt. Takao to watch autumn leaves which helped make her forget about the hard climb. On the family trip, the beauty of autumn leaves at the foot of Yatsugadake, a story about climbing the mythical Takachiho mountain range where autumn scenery spread downwards below us. Walking around the Oirase Valley flowing from Lake Towada, we experienced the balance between fresh green and autumn red. There is a story about healing by the autumn leaves in a garden after experiencing training at temple lodge in Koya-san. Famous tourist spot of Korankei Toyota city in Aichi, where red color spreads throughout the mountain. In autumn at Kyoto, starting from Kiyomizu-dera, gardens of many shrines and temples show us beautiful autumn leaves. In particular, Tenryu-ji’s garden brought out the beautiful autumn leaves outlined by the colorful mountain in the back.
A familiar place in Tokyo was Rikugi-en famous for a strolling round garden, Yasukuni shrine and yellow gingko leaves in Jingu outer garden. While listening to everyone ‘s experience, we could enjoy a moment in the afternoon immersing in a sense of realism as if we were there.

2021 イヤーエンドパーティー  new 

12月 22日19時からオンラインでイヤーエンドパーティーを開催しました。参加者は、サンタのコスチューム、トナカイの角をつける等、準備をして参加しました。 アイスブレークは各自のおつまみと飲み物の説明です。米人の参加者が日本酒の熱燗が好きと発言すると、「おー!」と、歓声があがりました。自家製干しえのきだけのおつまみは、ベランダに干したとの説明に、一同感心してうなずきました。 続いての時間は、『違い探し』、『地理クイズ』、『山手線ゲーム』、『はぁって言うゲーム』をしました。英語に加え、記憶力、リズム力、演技力などをフルに使い、「当たった!」、「間違えた!」などと盛り上がりました。 最後は、手やカードを使ったマジックが披露され、大きな拍手を浴びました。  様々なジャンルの英語を話し、親交を深めることができ、充実したひとときを過ごすことができました。

見里見公園定例会 2021年11月20日(土曜日)10:30〜 new 

コロナで会員同士が会えなくなり2年弱。「状態の良い今、みんなで会えないか?」 そんな声が届き、急遽企画しました。その日予定されていたZoomでの定例会を戸外で開くことに変更し、「レジャーシートとお弁当を持って集合!」の声掛けに、13名が参加しました。集合地点をバラ園としましたが、久々に出会ったメンバー同士、即おしゃべりが始まり、ほぼバラは鑑賞されませんでした。 車座になり、司会が会を進行。英語モードon。お馴染みのicebreakのお題:What’s up? 好奇心強めの会員から出る話題が面白かったです。たとえば、洋書カマラハリスIVIS内で回し読み、里見公園のミニ歴史、YoutuberのNasdaily、人間コンポスト葬知ってる?苦労話海外shipping、ドラマ日本沈没はIVISでも人気、人気ドラマ「愛の不時着」のスペイン語字幕作りました、幸せな推し活など。 メンバーの一人がベビーカーに老犬を乗せて登場。柴ワンコは優しく世話されていて、見ていてほっこりしました。 昼過ぎ、お弁当タイム。この辺になると日本語に。でもおしゃべりは一層賑やかに続き、「顔を会せて会える」ことの有難さを再確認。爽やかな秋の空気が幸福感を盛り上げてくれました。

IVIS公開セミナー 「通訳のための用語集の作成」 

2019年末から始まったCOVID-19の流行により、IVISの活動も大きく制限されました。セミナーも例年2月に開催されていましたが、緊急事態宣言下で例年通り会場で開くことは困難でした。Zoomでの他のセミナー開催経験があるIVISのメンバーが協力を申し出てくれたことで、第51回公開講座をオンラインで2021年6月6日開催する運びとなりました。申込者の人数に一喜一憂しながら当日を迎え、最大57名の方に参加していただきました。

講師はプロの通訳者であるアリソン・シグマンさんにお願いしました。現在日本在住の彼女はオハイオ州立大学でもオンラインで学生に通訳を教えています。

セミナーでは、まず通訳の種類、それぞれの違いなどを示した後、通訳のゴールデンルールについても分かりやすく解説してくれました。
また、通訳する会議に出席する前に何をするか、そのために必要な音声、文書などをどうやって収集するかもpower pointの画面を使いながら説明されました。
この後、実際に対応する日文英文を使って用語集を作成するのですが、それに先立って用語を調べるのに役立つウェブサイトを紹介して、実際にどのように使うのかを画面を共有しながら見せてくれました。また、作成した用語集を通訳本番に生かすためにしているトレーニングの方法も教えてくれました。
演習では、15分間参加者がそれぞれ日文と英文を読み、自分が重要と感じたキーワードを抜き出します。アリソンさんは何人かにその言葉を聞き出し、Excelを使って用語集を作成していきます。実際の作業が見られることで、とても分かりやすく、通訳以外でも単語帳を作るのに応用できそうです。
Q&Aでは、アリソンさんの実体験を交えて通訳中の困難をどう乗り切るかなど、興味深い話をしていただきました。
とても濃い内容を、わかりやすくきれいな英語で説明していただき、とても充実した時間を持てました。
アンケートでも講師の評価はすべて「とても良い」で、参加者の満足度も高かったと思われます。
一方、途中で回線のトラブルなどがあり慌てる場面もありましたが、無事最後まで終えることができました。オンラインで開催することにより、新たな公開講座の可能性に気付くことができ、IVISの歴史に残るセミナーとなりました。

Year End Party 2020  

毎年年末に行っているIVIS Year end partyを2020年12月は初めてオンラインで行いました。 英語での交流や出し物といった年末の“お楽しみ”を画面上でもできるのか心配もありましたが、すでに4月からオンラインでの勉強会も取り入れていた為、何とかなると信じて実施。 午前中の勉強会と異なり、夜7時スタート。 ちょっとおしゃれして、アルコールも OKと普段とは違った雰囲気に少々緊張気味でのスタートでしたが、乾杯、クイズ、小噺と進むうちにリラックスし、対面では難しい全員での合唱では画面上の微妙なズレに笑いながら久しぶりに皆で声を合わせました。 ほろ酔いの笑顔も見受けられる中、全員で記念写真。「帰り道の心配がないのは良いね」「でもまた直接会いたいね」と画面越しに手を振り終了。IVISの行事も一部中止になり勉強会も減る中で、2020年の最後にオンライン上とはいえメンバー同士の交流ができたのはとても有り難い事でした。

Year End Party 2019 

2019年12月7日、本八幡駅近くの居酒屋でYear End Party(YEP)が開催されました。
今年は、会員からアルコール類つきで楽しみたいと要望に応えて、居酒屋でおいしい料理とお酒を飲食しながらの忘年会となり、数名の外国人ゲストも含め、約30人が参加いたしました。
会長の英語による挨拶で忘年会が開始されました。通常の定例会では英語のみの会話が原則ですが、今回の忘年会は、外国人ゲスト周辺の席を除いて、日本人の会員は日本語で会話していました。座席はくじ引きによりました。お酒の、飲める人、飲めない人が適当に入り混じり、アルコールの効果もあり、お互いに楽しく歓談をしていました。いつもは聞くことのできない通訳の経験談、外国の珍しい話など聞くことができました。最後は英語による締めの挨拶で終了しました。
2019年の師走、IVISの会員皆さんと楽しいひと時を過ごすことができました。来年も居酒屋での忘年会を楽しみにしています。

バスツアー 2019 

5月26日は夏のような暑い日でした。参加者はチベット、台湾、フランスからの留学生さんとフィリピンのご家族とドイツからの母娘さんを含む総勢32名。行きのバスの中では早速英語での自己紹介が始まり一気に友達モ−ドになりました。最初の日本民家園は17世紀から19世紀に伝統的工法で建築された農家や商人の家等25棟の野外博物館です。舗装されていない坂道に沿って歩くと小川のせせらぎが聞こえ木陰では涼しい風が吹いていました。また手入れの行き届いた水車が動いていたり、煙が立ちのぼる囲炉裏を見学することも出来ました。民家園のクラフト・グル−プが作った藁の輪投げ遊具で遊んだりして束の間子供に帰って遊びました。この民家園一帯は“川崎生田緑地園”と呼ばれ岡村太郎美術館、ドラえもんで有名な藤子不二夫美術館が隣接していて、住民の憩いの場所になっているようです。その後バスは多摩川沿いに南下し日航ホテルへ。私達だけの特別室で各人思い思いのビュッフェ・メニュ−を堪能しました。その後は午後の暑さの中、川崎大師へ。この川崎大師平間寺は初詣で人気のお寺で、厄除け、交通安全をお願いすることが出来ます。 広大な敷地にインドのお寺のような建物がありその中の薬師如来様は身体の悪い所と同じ所を撫でるとご利益があるといわれており皆真剣に擦っていました。また、会館で緋毛氈のベンチで抹茶を頂くことが出来て生き返りました。荘厳な本堂にお参りの後大きな鉄製の提灯がぶら下がった大山門で地元の方の英語の説明を聞きました。山門の前の仲見世通りにはお店が沢山並んでおり、そこでダルマ人形や咳止め飴やダルマ煎餅が売られていました。帰路の車中でチベットの学生さんが母国の現状況を熱く語ってくださいました。あっという間に市川に到着。日本の今と伝統を体験できた貴重な1日でした。この企画・実行にご尽力下さった方、皆様本当に有り難うございました。

IVIS25周年を祝う会

第49回公開セミナー(講演者:Mr. Rick Romanko、テーマ: ポピュラーソングで英語の語彙をあなたのものに)が、2019年2月10日、I-Link タワーで開催され、大盛況に終えた後、IVIS 創立25周年を祝う会が、近くのレストランで開催されました。
 司会進行役を担当された副会長よりIVISの歩みについて話がありました。
 会を代表して会長から「これまで来られたのは、先輩の皆様方のお蔭であり、また会員の皆様方の協力・支援の賜物。これから先さらに30周年40周年に向け、一緒に頑張って行きましょう」と挨拶されました。会員の方々からは、IVISの思い出、IVISへの思い、家族の成長ぶりと重ね合わせたお話、IVISが日常生活の一部になっている、会員の方々から語学などの刺激を受け、知的好奇心が高められた、会員の皆さんのチャレンジ精神に敬服する、各個人が語学力を高め、(語学)ボランティア活動に一層頑張って取り組んでいきましょう、等々の話がありました。
 公開セミナーで講演されたRomanko教授も同席され、楽しい時間を共有しました。
 最後に、国際交流課課長から挨拶があり、IVISの日頃の活動に対する謝意とIVISの今後の発展を祈念する、とのお言葉をいただき、最後は一本締めで、お開きとなりました。

IVIS公開セミナー 「ポピュラーソングで英語の語彙をあなたのものに」

 第49回公開講座が2019年2月10日アイリンクルーム3階会議室で開かれました。前日の土曜日は雪でしたが、当日は素晴らしい晴天となり90人を超える方に参加いただきました。 
 講師は和洋女子大学リック=ロマンコ教授をお招きしました。教授はカナダ出身で、18年間日本で英語を教えていらっしゃいます。また、博士論文では2,175曲の英語のポピュラーソングを選び、どのような語彙が使われているかを分析しました。
 セミナーでは、この研究をふまえ、「歌を理解するためには最もよく使われる2,000語の語彙を学ぶ必要がある」「歌は語彙学習に役にたつ」などの内容を、クイズやゲームも使い、わかりやすく解説されました。
 会場が一番わいたのはイントロクイズです。メロディは知っていても、曲名が思い出せません。ザ・プラッターズの曲 ‘Smoke Gets in Your Eyes’ の正解発表に、会場から「ああ、そうだ」という声があがりました。
 また、音楽のメロディーやリズムは語彙を記憶するのに役立つと説明されました。 教授は「私は爽健美茶という単語をすぐ覚えました。」 「そう〜けんびぃちゃ」と、テレビコマーシャルの歌をうたいました。分かり易い例で、参加者は一様にうなずいていました。 
 最後に歌で語彙を学ぶために役に立つ3つのインターネットのサイト‘Lex Tutor', 'Official Lyric Video’ ‘Lyrics Training’を紹介してくださいました。参加者はスクリーンに見入っていました。
 セミナー終了後、93%のアンケート回答者が「興味深い内容であった」と答えてくださいました。ある回答には「英語に歌がとても役立つと聞いて、実行してみようと思った」と、コメントがありました。英語学習へのモチベーションを高め、様々な曲を聞き、楽しみながら新しい知識を得ることができました。また、会場は終始温かい雰囲気が包まれ、すばらしいセミナーとなりました。

Year End Party 2018

誘われるままに2度目のYear End Party(YEP)に出席しました。
当日は「何か赤い物」を身に着けた紳士淑女が集まり、平成最後のYEPを楽しみました。
 私は昨年9月からの新参者なので、季節の行事やセミナー、また定例会外にもmore talkが開催される度に、役員さん始めお手伝いされる方々の、労を惜しまず会を盛り上げる熱意に感心しきり、頭の下がるこの1年でした。
 今年のYEPも早くから開催日の決定・参加者の確認・場所の確保・出し物の打ち合わせ・飲食物の用意などなど、どれをとっても度重なる事前打ち合わせが行われたことでしょう。おかげさまで参加者は皆さん実に楽しそうでした。
 今年のプログラムは軽食や歓談を挟んで
1. 皆で「Besame mucho」を起立斉唱(・・? 微妙なミスマッチ感あり)
2. Baumgartner family: ご夫妻+坊や3人の歌(頭数ではTrapp Family*に負けるけど歌では負けない?) *映画“The Sound of Music”では子供7人
3. ミッシェルさんご夫妻のことば遊びゲーム(さすがご夫妻、息もピッタリ)
4. 全員参加のGesture Gameグループ対抗戦(教室では見られないその真剣さ!)
 YEPには、水曜定例会ではお目にかかれない中国語やスペイン語の通訳さんもいらしていて、スペイン語学習歴6年目に入るというのに、さしたる進歩のない私にはいい刺激になりました。
 人生の楽しみ方を知っている達人たちに新年の乾杯!(Cheers! Saludos!)

バスツアー「鹿島神宮、房総の村」

 2018年5月27日(日)、好天に恵まれ、フランス、フィリピン、チベット、英国、米国の5カ国の友人10名を含め、総勢32名で鹿島神宮と千葉県立・体験博物館「房総のむら」を訪れました。
 午前9時前に市川南仮庁舎駐車場から市川市のバスで鹿島神宮へ向かいました。
 鹿島神宮は紀元前660年 神武天皇により創建されたといわれる武神を祀る神社です。「楼門」をくぐり「拝殿」で参拝した後、樹齢を重ねた杉が木陰を創る「奥参道」を、清々しい空気を感じながら、神使とされる鹿を飼育している「鹿園」から、「奥宮」へと進み参拝、湧き水をたたえる「御手洗池」(みたらしいけ)、地震を起こす鯰の頭を抑えているといわれる「要石」を巡り散策を終えました。
 刺身、天ぷらなどの和の昼食を味わった後、房総の伝統的な生活様式を学ぶために開設された「房総のむら」を訪れました。
 復元された古い商家の町並みで英語ガイドの方の説明を聞いた後、武家屋敷、農家、農村の歌舞伎舞台を巡りました。農家では何人かの方が懐かしい竹馬に興じ、歌舞伎舞台ではIVIS会員と米国の方2人の和太鼓の共演に拍手が湧きました。
「房総のむら」の見学の後、市川には午後4時過ぎに到着しました。
 行き帰りのバスの中ではIVIS会員による訪問地等を英語で説明、オースザンナの合唱、米国人ご夫妻による掛け合い野球漫才Who’s on First?には思わず笑いがこぼれ、楽しい時を過ごしました。
 最後にご尽力頂いた市川市国際交流課、役割を担ったIVISの方々、参加された皆様に心から感謝申し上げます。

花見De英会話

「ハナ二アラシノタトヘモアルゾ」とある作家は詠ったが2018年4月4日、IVIS/More Talkの花見が例年にない早い満開にもかかわらず、まだ幸いにも吹き散らされず十分に残っていた里見公園で開催された。
 当日は晴天、真夏日の予報で桜の樹下より常緑樹の緑陰を求めてブルーシートを拡げる。11時前後より三々五々集いIIAからの特別参加を含め14名が車座に。
 名残の花弁がヒラヒラと舞いかかる穏やかな日和、まずは渇きをいやし腹ごしらえとワイン、ビールを楽しみ、ゆっくり日本語で談笑。いつの間にか周囲にもいくつもの宴が。にぎやかで、いい込み具合の残り桜の、のたりです。
 さて一段落したところで篠原リーダーが周到に用意の英語クイズタイム。Japanese customs in English というTV番組からコピーしたたいへ んな労作。 扇子の使い方の男女差、 吸い物椀のふたの正しい置き方、 教職員室の存在、大風呂に入る際の 正しい 場所、 日本の玄関、門にしかない もの ・ ・・e tc。英訳や答え見つけに苦闘、悪酔い する間もなく お開き予定の2時に。「ゆきて見む 老木は花もあはれなり 今いくたびか春に逢うべき」 西行法師

IVIS公開セミナー 「民謡に魅せられて」

 第48回公開セミナーが2月4日開かれました。今回の講師は、プロの民謡の舞踊家としてテレビやラジオにも出演経験のあるモード・アルシャンボー (カナダ人)さんでした。
 彼女はアジア研究をしていた大学時代に来日し、帰国後日本についてもっと学びたいという思いが募り、再び日本へ。 日本語を、そして何か日本的なものを習いたいと三味線を始めたのがきっかけで民謡の世界に入って行かれました。
 ストライプの粋な着物姿で登場。民謡には普通の人々の生活が描かれていること。盆踊りのように楽しむ為の民謡もあり、 また一緒に仕事をする時、仲間と息を合わせるために歌われた民謡も多い。「こぶし」が特徴の唄い方を、ポップスの歌唱と比較して披露した。
 さらに、民謡の楽器を体験しよう!と数名のお客さまに、「ササラ」と「棒ササラ」を渡し、使い方を簡単に説明した後、リズムを示し、 モードさんが歌って、即興の「こきりこ節」の合奏となった。
 ハイライトは全員でのダンス、炭坑節。「掘って」、「籠に入れて」、「運んで」など振りに意味があることを示し、皆が動きを習った後、 全員で一つ輪になり踊った。お帰りになるお客様の沢山の笑顔が印象的でした。
 近年日本通の外国人も増え、外国の方から日本の伝統文化を教えてもらうことも稀な事ではなくなりました。そういう彼らは、 日本の伝統文化の力強い援軍かもしれません。でも同時に思うのは、私たち日本人が自分たちの文化にもう少し目を向けてもいいのかなということです。

2017年Year-end party

恒例のYear-end party が12月2日(土)開催されました。
今年は、「英語落語」、「台湾ダンス」が披露されました。
IVISメンバーのM氏による「英語落語」は落語家顔負けのしぐさ、間の取り方、また聞き上手を最後まで飽きさせない話術、技は流石だと感心させられました。
「台湾ダンス」」は、外国人相談窓口中国語相談員のTさんの リードのもと、多くの方々が参加し、楽しい時間を過ごしました。
また全員で、輪唱、合唱をしましたが、歌を通じて「連帯感」が 更にたかまったような心温まる時間でした。 最後に「マイウェー」が相談員のT氏によりスペイン語で披露されましたが、力強い声に 魅了されました。
流行語大賞が、「インスタ映え」「忖度」に決まった2017年。
2018年は、どんな年になるでしょうか?
2018年も、師走の時期に、皆さんと楽しいひと時を過ごすことが できれば、と思います。
今年一年間ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。

2017年IVIS春のバス旅行

今回の訪問地は行田市の忍城址(おしじょうし)郷土博物館、さきたま風土記の丘古墳群等。
午前8時45分市役所スタート。総勢27名。10時半行田市の忍城址到着。忍城は室町時代に成田氏によって築城され、 戦国時代には関東七名城の一つと称されたとか。 秀吉の北條攻めの際、配下の石田三成が200,000の大軍で、 忍城に立て籠る500の城兵を攻めたがなかなか落城せず、その勇猛果敢振りは映画“のぼうの城”に描かれているとのこと。
この時、光成が執った水攻めで、本陣を張ったのが,さきたま風土記の丘にある丸墓山古墳。直径105M、高さ20Mで 円墳としては日本最大のものだと言われる所。光成は秀吉政権の中枢にあって行政官僚としては目覚ましい功績を挙げたが、 加藤清正、福島正則などの武闘派と比較すると、この忍城攻めで、戦さ下手の評価を定着させてしまったと言われる。
 当日は快晴ではなかったが、古墳巡りには打ってつけの薄曇りで新緑の候の小旅行を満喫することが出来た。
山口さん初め、企画してくださった皆様に改めて感謝申し上げます。食事の制約がある人への配慮を感じさせる、 彩々停での盛沢山の懐石料理、行き帰りでのバス内での役員の方々の雰囲気の盛り上げ、訪問先の解説等々、IVISの底力が遺憾なく発揮され、 参加された外国人の方々も満足されていた。有難うございました。