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ガーデナ市委員会

歴史・目的

ガーデナ市委員会設立の背景には、市川市と米国カリフォルニア州ガーデナ市との長い姉妹都市提携の歴史があります。
1961年東京で開催されたロータリークラブ世界大会で、市川とガーデナのロータリークラブが姉妹縁組したのを契機に両市の交流が始まり、ともに大都市 (ロサンゼルス、東京)に隣接した都市であること、ガーデナ市では日系市民が20%をしめていること、ロータリークラブが姉妹縁組していることから姉妹都市提携を結ぶことを決定し、翌年11月に両市長の調印が行われ正式に姉妹都市提携を締結しました。その後の活動は市川市姉妹・友好都市協会(ガーデナ、楽山、メダンの3都市)やいちかわ国際交流連絡協議会(WING)を中心に展開され、2001年の市川市国際交流協会(以下IIA)設立で両組織が合併し、今日の委員会となりました。
 ガーデナ市委員会の目的は、ガーデナ市との友好親善の推進はもとより、地域に根ざした国際交流活動を展開することにより、市民の国際化意識を高め、在住外国人と共に世界に開かれた地域づくりに寄与することにあります。

主な活動
上記の目的を達成するため、下記5つの行事を中心に、活動を展開しています。
1)青少年の派遣と受け入れ
3年周期でで青少年(市川市からは高校生)を派遣、受け入れをしています。
2)市民親善代表団の交流
5年ごとの節目に市民団の訪問、来市受け入れを行い、両市の文化交流を行っています。
3)会員の交流会
他市の国際交流協会との交流、在日の各国大使館を訪問して各国文化を理解するバスツアー、茶道、折り紙、書道など日本の伝統文化を学ぶ講習会などを通じ、在住外国人と会員どうしの交流と親善を図っています。
4)講演会の開催
時節にふさわしいテーマで専門家や体験者の講演を開催しています。
5)各種イベントへの参加
市やIIA主催の各種イベント(市民まつり、インターナショナルデイなど)に積極的に参加し在住外国人との交流を図っています。

過去のイベント

2022トークサロン「折り紙」 外国人委員会と共催

9月に続きトークサロンへの協力第2弾として、11月2日に国際交流ラウンジで折り紙を作りました。ガーデナ市委員会山本委員長が講師となり、動画で作成過程を見ながら、「祝い鶴」と「コマ」を作りました。5ヵ国からの参加者16名は、はじめは少し苦労しましたが、全員完成して満足感いっぱいでした。

2022「こんなに変わった英語教育~国際交流における英語の役割の長短~」

9月29日全日警ホールで長年英語教育に携わってきた桜美林大学名誉教授、森住 衛氏を迎えて講演会を開催しました。日本の英語教育の変遷とその長短の解説、講師が考える英語教育の本質について語られました。外国語教育を通じてどのような言語観・文化観・世界観を育てられるかという講師の関心事が熱く語られた講演会でした。

2022トークサロン「こものづくり」 外国人委員会と共催

毎月行われる外国人委員会主催のトークサロンに協力して、9月7日国際交流ラウンジで
ガーデナ市委員会委員の平井 清美さんを講師に「リンゴのレジ袋入れ」を作りました。
予め講師が素材を用意し、12名の参加者は素材を縫い合わせたり、組み合わせたりして仕上げました。実用的にはレジ袋を折りたたんで3枚くらい収納でき、ハンドバッグなどに掛けて必要な時にとりだすことができます。
なれない裁縫ということもあって、今日はこの一品のみ、もう一つ予定した根付(キイホルダー)は次回のお楽しみとなりました。

2022新入会員の集い

6月11日、国際交流ラウンジでIIA入会から5年までのガーデナ市委員会会員を集めて「新入会員の集い」を行いました。IIAの組織について、ガーデナ市との交流についてなどを知ってもらい、コロナ禍もあり、入会してもなかなか活動に参加できない、他の会員と接する機会がないという会員に活動のきっかけとなればとの企画です。
フリートークでは入会の動機など貴重な話を聴くことができました。

2022講演会「イエスをめぐる新説・珍説・陰謀説??」

5月27日、全日警ホール、上坂 昇講師、参加者24名で開催。
 この講演では、アメリカの宗教関係の研究者である講師が、イエスをめぐる諸説を紹介しました。イエスの容貌を記した画像の数々、イエス黒人説を裏付けるような黒い聖母マリア像、イエスが黒人に見える「最後の晩餐」の絵、さらに、磔刑を生き延びたイエスがマグダラのマリアと愛し合ったという映画など・・・これらの諸説は確たる証拠があるものではないですが、全くの事実無根とも言い切れません。これだけの諸説があるイエス・キリストは世界で影響力が最大の人物像と言えるでしょう。(写真は、左から上坂講師、最後の晩餐、典型的なイエス像)

2022新春講演会「歴史に見る女性の社会進出」

 1月7日、約2年ぶりの講演会を全日警ホールで開催しました。今回の講演は市川市在住のエコノミスト松下滋氏を迎えて、女性の社会進出がテーマです。
 前半は女性の社会進出とそれを支えた3人の人物、津田梅子、渋沢栄一、福沢諭吉、後半は、明治日本の女性像を一変させた大山捨松の生涯を紹介しました。 松下氏によれば「今は女性にとって、風はフォロー」とのことです。男女を問わず、個人の自由や自主性・自己管理を尊重する社会にならざるを得ない時代となっているからです。そして直近のコロナ禍はさらにその流れを加速させていると言います。
 明治の時代の梅子や捨松の躍動に思いを馳せるにつけ、社会のため、公益のためにひたむきに生きた彼女たちの使命感、そして10年かけて人を育てる長い時間軸を持っていた明治という時代に、われわれ日本人は今大いに学ぶべきと結びました。男女を問わず人材(財)こそが今求められているのです。(写真は、左から大山捨松、津田梅子、渋沢栄一、福沢諭吉)           

2020季節のおりがみ

 コロナ禍で活動が休止している今年度ですが、12月3日ひさびさに会員のつどいを開き、季節のおりがみとして、鶴の箸袋と鶴のお年玉袋を作りました。
ボランティアNPO活動センターに8名が参加、感染防止を心がけておりがみと近況報告を行いました。

2019 ヒライ・トシオさん家族へ支援金

 ガーデナ市の警察官ヒライ・トシオさんが交通事故で亡くなったとの知らせが3月に入りました。ヒライさんは2017年の姉妹都市締結55周年記念のガーデナ公式団で来市、市長補佐、通訳として活躍され、IIA会員と交流されました。
 IIA内で遺族への支援金を募ったところ20万円強の寄金があり、ガーデナ警察基金へ送金しました。後刻同基金から礼状が送られてきました。
ヒライさんのご冥福をお祈りいたします。

2019年講演会「ケネディの神話と実像」

11月22日、全日警ホールで今年度2回 目となる講演会を実施しました。今回はアメリカ政治学者であ りケネデイ研究で著名な土田 宏氏を招き、著書『ケネディ- 「神話」と実像』の内容などに基づき、ケネディ大統領の話を伺いました。
多くの困難を乗り越え、神話化されるほどの大統領になったケネデイの人生とその固い信念を知ることができました。その信念とは、「戦争は絶対してはならない」「誤りは誤りであり、 正しいと思うことは絶対に曲げない」「すべての人間は平等で ある」との考えです。「すべてが同じ人間として認め合う、平穏なアメリカ、平和な世界」である理想社会へ向けての強い信念があったからとされます

2019年ガーデナ青少年来市 

梅雨明け直後の7月30日、ガーデナ市から派遣された6名の派遣生と引率者1名が成田空港に到着しました。14才から17才の高校生、大学生で女性5名、男性1名です。
 2日目からは、スケジュールに沿って、視察、訪問、研修などを精力的にこなしました。その中には1泊2日の県北総地区(成田市)での研修も含まれています。
 送別夕食会では、昨年ガーデナを訪問した市川の青少年との再会や、歌とダンスの披露、たくさんのお土産など最後の夜を楽しみました。最後に派遣生ひとり一人から感想が述べられ、美しい風景、親切な人々、時間に正確に物事が進むことなどが話されました。そして、ホストファミリーや受け入れ準備をしてくれたすべての人々への感謝もわすれませんでした。

講演会「グリーンニューディール:アメリカの社会主義的傾向を探る」 

2019年 5月31日全日警ホールで29名の参加者で開催しました。講師は桜美林大学名誉教授、上坂昇氏です。
グリーン・ニューデイール(以下GND)決議案は今年の2月、民主党下院議員アレクサンドラ・オカシオ・コルテス(29歳)が上院議員エドワード・マーキーと共同で立案したものです。その特徴は、環境問題にとどまらず、社会・政治問題の大改革を含む壮大な計画となっていることです。決議案としては、すでに上院では否決され、下院での審議も民主党内の慎重派により上程されていないなど、先行きは不透明です。しかしアメリカ人の気候変動問題への関心は高く、大統領選の争点になりうることから今後の民主党の動きが注目されます。
 後半は、「アメリカの社会主義的傾向を探る」のテーマで民主党大統領候補者の政策からみる社会主義的傾向、アメリカ人は社会主義をどう思っているかなどの話をうかがいました。アメリカ人の中にも社会主義に対する考え方が変化しているようです。民主党大統領選予備選候補者の主な政策は、大きな政府、莫大な費用、政府の国民生活への介入など社会主義的とみなされる傾向が強く、民主党がこれらを政策として掲げ来年の大統領選挙に臨むのか注目されるところです。「アメリカ・ファースト」を唱え、一国主義化するトランプ政権のアメリカに対し民主党がだれを候補者とし、何を政策の目玉とするか、変わりゆくアメリカの将来を占ううえでもアメリカ大統領選挙2020に関心を持つべきと感じた講演でした。

講習会「おりあみ」 

2018年12月18日、全日警ホールにて「おりあみ」を作る講習会を開催しました。おりあみとは、布のようにしなやかで紙のように張りがある金網で、折紙と同様に折ることができます。 実際に鶴を折ってみましたが、折り目をつけるのが難しく紙の折り鶴のようにしっかりとした形になりません。それでも参加者およそ25名は何とか折り上げ互いに見せ合い、成果を競いました。でも少し物足りないので、最後に紙で「祝い鶴」を折り上げ皆さん満足して講習会を終えました。

2018年 講演会 アメリカのお墓と柳 

8月24日、全日警ホールで、黒沢眞里子氏(専修大学 文学部教授)による講演会が30人近い聴講者を集め開催されました。講演は、アメリカの墓石彫刻のデザインが変遷し、柳のデザインが多くなったこと、そして柳と墓の関係などのほか、スエズ運河が出来る前の19世紀、セントヘレナ島は海上航路の要 衝であり、そこを訪れた多くの人がナポレオンの墓の傍に植えられた柳の枝を記念に持ち帰り、その挿し木が世界各地で植えられ『ナポレオン の柳』として現存していることなど、目から鱗 の内容が盛り沢山でした。

2018 市川市青少年代表団ガーデナ市派遣 

8月2日から11日まで、高校生8名、今回からIIA引率者として青年・学生会から1名、市引率者を合わせ10名がガーデナに派遣されました。当委員会では、事前研修7回でのサポート、帰国報告会の設営、文集作成で支援しました。高校生たちは、ホストファミリー宅に7泊し、アメリカの 生活を肌で体験、ガーデナ市長、市議会議員への表敬訪問、市庁舎、 図書館、姉妹都市公園、美術館、有名観光地、テーマパー ク、大リーグ観戦、サマーキャンプ、プールパーティなど 盛りだくさんのスケジュールをこなしました

2018 講演会「カリフォルニアのワイン王 長沢 鼎」 

 5月31日、40名近い聴講者を迎え今年度第1回の講演会を全日警ホールで開催しました。講師の上坂 昇氏の昨年の出版物にちなんだ講演で、明治維新のころ、13歳で英国へ渡り、その後米国へ移動、カリフォルニア州でワイン栽培を成功させ、カリフォルニアのワイン王と呼ばれた、長澤の数奇な人生、関連する”西郷どん”の逸話などを語られました。。

2018年 全体会と会員の集い

  2月23日、全日警ホールで今年度の締めくくりの全体会を開催しました。2017年度は、ガーデナ市との姉妹都市提携55周年で、市川市民団の訪問、ガーデナ公式訪問団の受け入れなど大きな行事があった年となりました。それらの行事をスライド写真で振り返りました。そして2018年度は、市川青少年代表団派遣の年です。会員一同協力して来年度も活発な活動を期しました。

2017年 講演会「トランプ現象の深層」

9月14日、全日警ホール第2会議室に30人余の受講者を迎え、今年度2回目の講演会を開催しました。講師に市川在住エコノミスト松下 滋氏を迎えお話しいただきました。要約すると、トランプ政権誕生の背景にアメリカが抱える諸問題、中間層の下層化、所得・資産格差拡大、政治を担うエリートへの不満などがあること、英国のEU離脱、難民、テロ、経済の問題を抱える欧州各国、そして複数国での極右勢力の台頭、冷徹に覇権を狙う中国、ロシア、テロを拡散させるIS、そして北朝鮮など新しい時代へ入ったといえること。そして、日本の経済・社会では、4つの視点が紹介されました。①金融緩和だけでは経済成長には限界があること、②デフレ脱却の主役は企業、③女性の活用ではなく、女性が活躍の時代へ変わること、④複線型ワークの時代
 前2回の講演の時より世界情勢はさらに混とんとして来ていることを実感させ、これからどう生きていくかを考えさせられる講演でした。

2017年 姉妹都市提携55周年記念市川市民団ガーデナ市を訪問

市川市民親善訪問団30人は、7月6日から13日まで、カリフォルニア州の国立公園(ヨセミテ、セコイア&キングス・キャニオン)を観光後、ガーデナ市に3日間滞在して、記念行事への参加、ガーデナ市民との交流を行いました。天候にも恵まれ、ヨセミテの雄大な自然、セコイアの巨木などを観光しガーデナに入りました。記念式典や夕食会のほかに、バーベキューでの市民交流、学校や公園でのサマーキャンプで子供たちとの交流などいつもながらの手造りのもてなし、いつも以上と感じた歓迎ぶりなど、とても印象に残るものでした。

2017年講演会「どうなるトランプ政権?揺れるアメリカ、世界」

5月25日、新装なった全日警ホールで今年度第1回の講演会が開催されました。
昨年につづき、上坂講師にトランプ大統領のはなしをしていただきました。
最新の情報により、政権の運営状況、大統領の資質として問題視されていることなどを解説、さらに、精神的な病におかされているのではという大胆な見方も披露されました。
アメリカそして世界の行方に不安を感じさせる講演となりました。

2017年 第2回全体会と会員の集い

1月26日、今年度第2回の全体会と会員の集いを開催しました。全体会では、今年度の活動を振り返り、来年度の計画について意見交換を行いました。会員の集いは、「アメリカよもやま話」と題してアメリカ在住経験者や何度も旅行している方のお話を聞いたり、カリフォルニアの動画を見たり、お茶と共に楽しみました。話題はガーデナ市との姉妹都市締結55周年記念行事に集中したようです。

2016年以前の主なイベント 

2016年 9月 講演会「どうなる世界経済」
7月 ガーデナ市青少年代表団来市
6月 第1回全体会
5月 アンケート実施
5月 講演会「トランプ旋風とアメリカ国民感情」
1月 ニューイヤーフェスタ2016
2015年 12月 茶話会「ガーデナをもっと知ろう」
10月 講習会「みやげづくり」(ローゼン委員会と共同)
9月 講演会「貧困から資産と名誉を勝ち得た強運の
  アメリカ大統領」(ジェラルド・R・フォード)
5月 講演会「世界経済とわたしたちの生活」
3月 会員の集い「折り紙教室(ピョンピョン・カエル)」
2月 講演会「アメリカの治安と人種問題」
2014年 12月 講習会「手作りサンタとクリスマスカード」
10月 インターナショナルデイ イン いちかわ
7月 市川市青少年のガーデナ市派遣
5月 講演会「現代アメリカ事情第2回」
3月 講習会「くす玉づくり」
2月 講演会「現代アメリカ事情」
2013年 12月 講習会「折り紙教室(サンタクロース)」
10月 インターナショナルデイ イン いちかわ
8月 ガーデナ市青少年代表団来市
6月 講習会「日本の伝統文化を学ぶ(礼法)」
1月 50周年記念誌発行
2012年 11月 ガーデナ市代表団来市
7月 市川市民団ガーデナ市訪問
5月 講習会「折り紙教室(キャンデイボックス、コマ)」
2011年 11月 いちかわ市民まつり
11月 インターナショナルデイ イン いちかわ